QIDI Tech社のShadow 5.5 S光造形プリンターのレビュー記事です。
QIDI Tech Shadow 5.5のレビュー
結果からいいますと、かなり作りがガッチリしていて同じような光造形式プリンタの「Elegoo Mars Pro」と「Anycubic Photon S」の合いの子みたいな3Dプリンタです。
両方の良いところをとったしっかり者ですね。
Shadow 5.5S と Elegoo Mars ProとPhoton S の比較
Shadow 5.5S | Elegoo Mars Pro | Anycubic Photon S | |
価格 | 35,099円 | 35,999円 | 43,000円 |
プリント面積 | 115 x 65 x 150 mm | 120 x 68 x 155 mm | 115 x 65 x 165 mm |
z軸 | 2本 | 1本 | 2本 |
光源 | 2560 × 1440(2k)HD | 2560 × 1440(2k)HD | 2560 × 1440(2k)HD |
今市場に出てる光造形3Dプリンターはこの3機種が人気ですね。スペックもかなり似たもの同士です。
詳しく比べてみましょう。
かっこいい見た目はアイアンマンにそっくり
Shadow 5.5Sはがっしりしたアメリカのマーベルヒーロー「アイアンマン」にそっくり。
そんなことはともかく、Shadow 5.5SはElegoo Mars Proの赤いケースの色が同じせいかElegoo Marsと見た目がそっくりです。しかし、ケースはElegoo Mars Proの方が少し分厚いと思います。UV線を遮断する硬化はあまりかわらないようです。
スライサーソフト:ChiTuが使えるのが利点
本来はPhoton SにサポートしてもらいたかったChiTu Boxが使えます。
個人的にChiTuが好きなので高評価です、Photon Sは専用ソフトとか使わないといけないのでちょっと使い勝手が特殊ですよね。
パーツの相互性
作りはほぼAnycubic Photon Sと同じですね。ビルドプレートとかレジンタンクとかも全く同じといっていいでしょう。なので取っ替え引っ替えできるんですが、まぁ部品は代用できるということです。
光造形QIDI Techは全ての良さを兼ね揃えている!
見た目と利用できるソフトがElegoo Mars Proの良さを引き継いていて、プリンター本体の作りはAnycubic Photon Sの良さを持っていると思います。問題はZ軸が2本あるので重いということでしょうか。
なにはともあれ、かっこよすぎですね。おすすめの一台ですね。
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