光造形3Dプリンターを使うなら、レジン選びは避けて通れません。
でも、種類が多くてどれを選べばいいか分かりにくいですよね。「通常レジン」「水洗いレジン」「タフレジン」…名前だけ見ても違いが分かりません。
この記事では、レジンの種類ごとの特徴と選び方を解説します。
レジンの種類一覧
| 種類 | 特徴 | 用途 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 通常レジン | 標準的な性能。色の種類が豊富 | フィギュア・模型 | 2,000〜3,000円/kg |
| 水洗いレジン | IPA不要で水で洗える | 手軽に使いたい人 | 2,500〜4,000円/kg |
| タフレジン | 衝撃に強く割れにくい | 実用パーツ | 3,000〜5,000円/kg |
| フレキシブルレジン | 柔軟性がある | ゴム的パーツ | 3,500〜5,000円/kg |
| 高精細レジン | 低収縮で寸法精度が高い | 精密模型・歯科 | 4,000〜6,000円/kg |
| ABS-Likeレジン | ABS樹脂に近い強度 | 機能パーツ | 3,000〜4,500円/kg |
初心者はどれを選ぶべき?
結論から言うと、水洗いレジンがおすすめです。
通常レジンはIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄する必要があります。IPAは引火性があるので、取り扱いに注意が必要です。
水洗いレジンなら、水道水で洗えます。IPAを買う必要もないし、廃液の処理も楽です。
ただし水洗いレジンにも弱点はあります。通常レジンに比べて若干脆いのと、価格が少し高めです。
各レジンの詳しい特徴
通常レジン
いちばんスタンダードなレジンです。色の種類が豊富で、価格も安い。
IPA洗浄の環境を整えられるなら、コスパではこれが最強です。Elegooの通常レジンは品質と価格のバランスが良くて、僕も普段使いしています。
水洗いレジン
水で洗えるのが最大のメリット。初心者にとってのハードルを大きく下げてくれます。
ただ、洗浄後の水をそのまま下水に流すのはNGです。UV照射して硬化させてから処分する必要があります。
タフレジン
通常レジンは「パキッ」と割れやすいのが弱点ですが、タフレジンはその問題を解決しています。
ケースやカバーなど、落としたり衝撃を受ける可能性があるパーツを作るなら、タフレジンを選びましょう。
ABS-Likeレジン
名前の通り、FDMのABS素材に近い性能を目指したレジンです。タフレジンよりさらに強度が高く、熱にも比較的強い。
実用的なパーツを光造形で作りたい方に向いています。
おすすめブランド
- Elegoo:コスパ最強。品質も安定している
- Anycubic:Elegooと双璧。水洗いレジンが人気
- Phrozen:高精細レジンに強み。プロ向け
- SUNLU:安さ重視ならここ。品質もそこそこ
まとめ
レジン選びのコツは「自分が何を作りたいか」から逆算することです。
フィギュアなら通常レジン、手軽さなら水洗いレジン、強度が必要ならタフレジン。まずは1本買って試してみてください。


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